家族との距離感&インテリアの統一感を大切にしたLDK。myc344さんのLDKを探索!【パナソニック(Panasonic)ラクシーナ オーク】
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優しい色合いで統一されたキッチン
無垢材中心に優しい色合いで統一されたおうちにお住まいのmyc344(以下、keiさん)さんのLDKに関するコダワリをご紹介していきます。
オープンな空間とは対照的に、キッチンの立ち上がりや、リビング・ダイニング・和室とちょっとずつ空間に仕切りがあるのが特徴的です。
そこには「敢えて区切る」というkeiさんの動線設計や家族との距離感・ライフスタイルに基づいた考え方が表現された空間でした。ぜひ、参考にしてみてください。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
メーカー:パナソニック(Panasonic)/ラクシーナ
「料理をもっとラクにもっと楽しく」
キッチンで一番大切な、料理のしやすさを考え抜いてつくられた商品。
特徴:スキマレスシンク
スキマがないから、さっとひとふき。
汚れがたまりやすいシンクとカウンターの間にスキマがないから、さっとふくだけで、キレイが保てます。ゴミが集めやすく、捨てやすい。
アミカゴはゴミが集まりやすく、捨てやすい形状です。目皿も取り外して洗えます(HP参照)
ラクシーナの詳細はこちらよりご覧いただけます。
keiさんのキッチンサイズ
全長:2628mm
奥行き:720mm
高さ:850mm
立ち上がり:280mm
デザイン
天板:人工大理石/グラーノホワイト
面材:CX40シリーズ・Xメープル柄
下がり天井:サンゲツ/SG-6063
その他
食洗機:パナソニック/深型タイプ
水栓:リクシル/ナビッシュ
レンジフード:パナソニック/デザインセンターフード換気連動
IH:パナソニック/IH2口、ラジエントヒーター1口(幅600mm)
カップボード(下段)
メーカー:パナソニック/ラクシーナ
全長:3640mm
奥行き:450mm
高さ:855mm
カップボード(吊り戸棚)
メーカー:パナソニック/Lクラス
全長:3640mm
奥行き:370mm
高さ:695mm
※カップボード下段と吊り戸棚の間:620mm
家具に馴染む佇まいに惚れました
主張しすぎないデザインが決めて
keiさん
インテリアを設計する段階で、キッチンはアイランド型に憧れは抱いていたものの、キッチンが主役になるような、個性が強い物は避けたいと考えていました。
そんな時目にしたのが、パナソニックの「ラクシーナ・スマートステップ対面用」でした。まるで、家具の一部の様にインテリアに馴染むその佇まいに一目惚れしました。
木の温もりを感じる内装にしようと考えていたので、そのコンセプトにも合っていたのも決め手となりました。
ナチュラルテイストで統一されたキッチン
実はフルフラットのキッチンに憧れて家づくりを始めたのですが、仕事と子育てをしながらの毎日で、キッチンを常にキレイに保てるのか?そんな現実的なことも同時に考えていました。
最終的に、憧れは沢山あるけれども、自分のライフスタイルを考えた時、立ち上がりがあって手元が隠れるキッチンの方が合っていると思うようになりました。
立ち上がり部分には、メープル色で背面収納と合わせることで統一感を出しました。
また、リビングからキッチン全体を見た時に、手元が隠れるだけでなく、吊り戸棚の取手を付けないことでよりスッキリ見えるようにデザインしました。
この吊り戸棚ですが、ラクシーナでは取手無しが取り扱いがなかったため、同じパナソニックの「L-class」に変更した点もコダワリの一つです。
キッチンの使い勝手は◎
住み始めてキッチンの使い勝手はとてもよいです。
立ち上がりの高さ(28センチ)も丁度よく、調理時の油ハネや、シンクの水ハネもしっかりガードしてくれます。来客時にお茶出しなど簡単な準備も手元を見られることなくできる点も良いです。
水栓は、浄水器が一体でパナソニック製の気に入ったデザインがなかったため、リクシルのナビッシュに変更しました。
手をかざすだけで吐水・止水ができるセンサーは便利で、手が汚れていても水栓を汚すことなく作業ができます。
ただし、センサーがしっかりしているだけあって、意図してない時に反応し水が出てしまったり、水量を測る時の調節が結構難しかったりします。加えて、汚れにくいとは言われてますが、毎日使用していけば水栓の根元など普通に汚れます。
後は、シンクを白にした事で、汚れが付きやすいですが、そこはこだわって白にしたので頑張ってお掃除しています。
家族との繋がりを意識した空間・動線設計
少しずつ区分けした動線・空間設計
keiさん
LDKのコダワリは、家族が一続きの広い空間に居ても、それぞれの空間でそれぞれの時間を過ごせるように少しずつ区分けをしたことです。
食事の後にダイニングでゆっくりコーヒーを飲みたい人と、リビングでテレビが観たい人がちょっと離れるようにしています。
逆に、和室で寛ぎながら、ダイニングテーブルに居る人と会話ができるようにと和室の前にダイニングを設置するなど、住み始めた時のことを想像し、我が家に合う暮らしの距離感を取り入れるように心がけました。
その他にも、リビング学習をする長男が集中出来るように、次男がおもちゃで遊ぶ和室が視界に入らないようにしていたり、お客様が泊まれるように、和室を引き戸で個室に出来るようにした点など、色々な想いの詰まったLDKになっています。
生活面を考慮した実用的な動線
まず家事動線ですが、キッチン・洗面所・お風呂の行き来をしやすくつくりました。炊事洗濯は家事の中で一番多いので、極力動く範囲を限定し効率的にできるようサニタリーをキッチンの裏側に設置しました。
キッチンに居てもこども達がお風呂に入っている様子を覗くこともできますし、こども達も私がすぐ側に居ると感じられるようです。
続いて、洗面所→シュークローク→玄関へ繋がる生活動線もあります。
朝は身支度をしてそのまま「行ってきます!」と出かけていったり、帰宅時も「ただいま〜」と玄関から洗面所で手洗いを済ませてリビングに来ることができます。
この動線は取り入れて本当に良かったと自慢の動線です。
収納はなるべくアクションを少なくすること
キッチン収納
keiさん
収納はあまり得意ではないのですが、出来るだけカテゴリー別に引き出しを分け、沢山詰め込み過ぎないようにしています。
似た様な道具は複数持たず、お気に入りの物を1つ長く愛用したいと思っています。
お気に入りのお皿はIKEAの木製スタンドに立てて収納しています。立てた方がお皿の痛みも少なくてすみます。
マグカップやその他のお皿もキツキツにはせず、余裕のある収納を心がけています。
和室の収納
※和室広さ:4.5畳
和室は来客時の寝泊まりの場所としても考えていましたが、普段はこども達の遊び場として考え設計しました。
LDKと併設しているため、こども達のおもちゃや絵本類を隠す収納も検討しましたが、それよりもこども達が使ったり、片付けたりするのに少しでもアクションが少ない方が良いと思い収納扉は付けませんでした。
結果的に、全て見えることで整理整頓をしなくてはならない状態になり、こども達も意識的に片付けるようになりましたし、私も含めキレイに保つようになりました。
おもちゃをしまっているのは無印良品のソフトボックスです。
リビング収納
リビングには、必ずリビング収納が欲しいと思っていました。
学校関係のプリントや、文房具、薬箱やビデオ、デジカメ、DVD、読みかけの本や雑貨等の収納に役立っています。
ここは、ニトリのボックスや無印良品のファイルボックスを活用して整理収納しています。
keiさんのLDKに関するQ&A
キッチンのお手入れはどうされてますか?
普段のキッチンお手入れは、コンロ周りはウタマロスプレー、シンクはクレンザーやハイホームを日常的に使っています。そして、シンクの色が気になって来たらオキシクリーンでオキシ漬けをしています。食洗器はクエン酸で洗浄します。
ゴミ箱はどちらにありますか?
ゴミ箱は、お客様が来た時に見えないようにする為に、カップボードに収めました。位置は、キッチンで作業する時にすぐ近くに引き出せるようにしました。
ダイニングテーブルはどちらのものですか?
メーカー:無印良品/丸脚シリーズ
サイズ:150センチ
材質:オーク材
職人さんの手作りでとても温かみを感じるつくりです。我が家は150センチを購入しましたが、180センチでも良かったかななんて思うこともあります。
椅子も無印良品になります。
お気に入りのアイテム
LDKではないのですが、お手洗いにあるカワジュンのペーパーホルダーとタオル掛けです。
艶消しヘアライン仕上げのペーパーホルダーはシンプルでとてもカッコいいです。タオル掛けもシンプルで機能的です。
お子様の学習机はどちらのものになりますか?
メーカー:無印良品/無垢材デスク
デザインは好みで我が家のインテリアにも合うと思ったのですが、奥行き(広さ)や引き出しの容量が心配でしたが、今のところ広さには問題ないと思います。
引き出しが浅い点はや若干感じていて、仮に参考書など増えた時は無印良品でシェルフを買い足そうかなと考えています。気軽に買い足せるのが無印の良いところです。
LDK、おうちづくりで反省点とかありますか?
これといった大きな反省点はあまりないかもしれません。
家づくりに取り掛かるまでに、自分の理想やコダワリを明確にして、それに近いイメージのおうちをブログ等で沢山拝見し勉強しました。
事前の情報収集にかけた時間と量がとても多かったので、理想に近い納得のいく形にできたと思っています。
あえて挙げるとすれば、造り付けの飾り棚がもう少し欲しかった点、アクセントクロスを取り入れもう少し遊びがあっても良かった点、そして、スイッチの場所でしょうか。
スイッチは本当住んでみないとわからないです。
今では慣れてきましたが、最初は「何でそこの電気のスイッチがここにないの〜」と感じる場所も多かったです(笑)
いかがでしたでしょうか。
ライフスタイルによって間取りが本当個性が出ていて勉強になります。
とにかくオープンに広々というのは流行りなのかもしれませんが、ちょっとずつ区切る空間もこどもの成長に合わせて必要になる考え方かもしれません。
個人的には玄関〜洗面所の動線は採用したい動線ですね(笑)LDKの広さとの兼ね合いもでてきますが、こどもが成長した時の部活動や遊び方を考えると。。。玄関からお風呂まで直進できると良いですよね。
立ち上がりを上手く取り入れた全体設計もとても参考になりした。
keiさん、ご協力ありがとうございました♩
keiさんの日用品はこちらよりご覧いただけます。
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今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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