【暮らしのインテリア】その時々に求めたことが形になって。洗面所の移り変わりを写真でご紹介~DIYでつくる、自分らしい暮らしとおうち(mumakariさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
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今のスッキリした洗面所にたどり着くまでの変化と進化
みなさん、こんにちは。madoです。
我が家のDIYをスペース別にご紹介しているムクリさんのコラム。第7回目は洗面所のお話です。
中古住宅の我が家は、入居当時から備え付けのシャンプードレッサーがありました。
水回りは専門家の仕事なので改装するにはお金がかかる場所ですよね。本当は素敵なシンクに替えたいのですが、なるべく低予算で労力を少なく、家族が使いやすいようにDIYしました。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
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入居前の「北側の暗い水回り」
入居前、クロスとクッションフロアを貼りなおす前の一枚。我が家は台所も洗面所も、水回りは全て北側にある昔ながらのつくりです。
工夫のはじまり。シャンプードレッサーを「すこしカスタム」
オシャレに見えない洗面所に苦戦し、シャンプードレッサーに木製の扉をつけてみたり、雑貨を飾ってみたりと工夫を。
洗濯機の上部分は既製品のスチールラックで収納スペースを確保していました。
シャンプードレッサー右側の壁には水性のステイン(ウォルナット)を塗った3mm厚のベニヤ板で作った腰壁を。扉にも同じステインで塗った5mm厚のベニヤ板を張りました。
洗濯機との間にある引き出しは、無印良品のPP製の引き出しにベニヤ板と金具をつけて木製の引き出し家具のようにして。こちらは今でも現役です。
ただ、この時の洗面所は、朝晩使う歯ブラシや歯磨き粉はシャンプードレッサーの扉の中。生活感あふれるものは極力片付けていたので、機能的なのが売りのシャンプードレッサーのはずがイマイチ使いにくいスペースでした。
できる範囲で「造作の洗面所」のように
どうにか造作の洗面所のようにできないかと悩み、シャンプードレッサーの上部だけ外してみることに。ドレッサー上部を留めているビスを外すと簡単に取れます。我が家はもう使用しないので上部分は処分しました。
壁紙も変えて、色もガラッと変えて、昔のカントリー風なおうちの洗面所を目指してDIYしました。
この時のDIYでは、「出しっぱなしで使いやすい洗面所」になるよう、カゴやブリキの入れ物などを用いて、毎日使う歯磨き粉やヘアブラシなどを収納していました。
色をたくさん使って冒険し、気持ちがパッと明るくなるように。乙女っぽい空間に当時まだ4~5歳だった長女も大喜び。私自身もとても好きなスペースでした。
各部分の詳細は以下の通りです。
・花柄の壁紙:貼ってはがせる壁紙用の糊を使い、どうしてもはがれてくる端はホッチキス留めで処理しました。
・黄色の板壁:3mm厚のベニヤ板をカットし、色を塗って両面テープで貼っています。
・鏡:ニトリのもの。ふちを白く塗りなおしました。
・シンクの上:シンク幅に合わせてカットした、桐(壁面)とSPF材(棚板)に水性のステインを塗って壁にビス留めしています。歯ブラシ置き場の棚として使っています。
・洗濯機の上:桐で作った箱型の棚をビスで壁に留めています。洗剤やタオル置き場に。
・タオルバー:セリアのアイアンバー
使いやすさと「スッキリ」を重視した空間へ
こどもたちが身支度を自分でするようになると、すぐに洗面所が散らかるようになりました。
ワンアクションで取り出せてすぐに片付けられ、出しっぱなしでもすっきりと見えるよう他の部屋とのトーンも合せてDIYをしました。
壁は花柄の壁紙をはがし、元々あった白い壁紙の上から「うま~くヌレール」という漆喰を使って塗り壁にしました。白色に少し黒ペンキを足してモルタルっぽくして。
(※漆喰にペンキを混ぜると、漆喰本来の吸湿効果などが薄れる場合があります)
洗濯機の上の棚やシンク上の棚など、以前と変えていないものもありますが、壁の変化だけでかなりイメージが変わりました。
朝晩使う私の基礎化粧品やヘアオイルやファブリックミストは壁付けの棚に。
掃除やつけ置き用の洗剤は洗濯機上の棚に。バスタオル収納はその棚の上部へ。
私と主人のメガネは壁付けのメガネ置きに。
いつものタオルとは分けたい染髪用のタオルは壁上部の試験管立てに。
ちなみに、我が家は洗濯の回数がとても多いので、すぐになくなってしまう洗剤はその都度詰め替えず、詰め替え用のまま洗濯物を入れる大きな容器に収納してここから出し入れしています。
ボイラー隠しの収納棚をDIY
シャンプードレッサーの反対側スペース(写真右側)には大きなボイラーがドンとあり、その目隠しと収納場所確保を兼ねて棚を置いています。
下着やタオル収納用の背が高い棚と、カラーボックス2つを連結させSPF材で背板と扉をつけた背の低い棚をL字に組み、ボイラーを目隠ししつつ収納スペースを作っています。
下着やタオルを収納している棚には、上から下着類、タオル、娘たちの基礎化粧品、スポンジなどを収納しています。
下着類は家族ひとりひとり分けて100円均一の蓋付きボックスに。
ボイラーをすぐチェックできるように、蓋付きボックスを置いている仕切り板はネジで固定していません。簡単に板の取り外しができるので、棚をまるごと移動させなくてもボイラーの様子を見たり掃除をしたりできます。
下着類の下には、ものが落ちないよう背面に板を張った3段の収納棚を置いています。
上段からフェイスタオル、中段にティッシュと娘たちの化粧水や日焼け止めなどのスキンケア用品、下段にはブラシなどの掃除道具や毎日使うフロアモップのシート、使用頻度の高いメラミンスポンジを。
娘たちがもっと身だしなみに時間をかけるようになったら、リクエストを聞きながらこの空間を変えていく予定です。
さて、次回のコラムはこども部屋です。娘たちの成長に合わせて少しずつ変えてきた空間なので、我が家の中で一番変化があるかもしれません。
どのスタイルもお気に入りだったこども部屋。喜ぶ顔が見たくてDIY歴が浅い時に手探りで頑張って作り上げたものもたくさんあります。
娘たちに好評だったものもご紹介いたしますので、子育て中の方のヒントになればいいなと思っています。次回もどうぞ覗いてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
前回のお子さんたちの洋服収納や前々回の台所と同様に、変化の歴史を感じる洗面所でした。
その時々にmadoさんが使い勝手を考えてされた工夫や好みだったインテリアが見られるのも貴重で嬉しいです。DIYを繰り返すごとに着実に完成度が上がっているのがよくわかりますよね。
現在の洗面所は一つ一つを見るとあちらこちらに見える収納があるのに、全体で見るととてもスッキリと感じます。おっしゃるように「使いやすさとスッキリを重視した空間」な仕上がりです。
お近くなら、初心者向けのレッスンを受けてみたいなと妄想してしまいました(笑)
madoさん、ありがとうございました♩
(編集:kaori)
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