【暮らしのインテリア】旅館のような空間と佇まい。夫婦の想いが融合した家づくり〜ナチュラル和モダンな家( ________saki_ie___さん)
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回より連載がスタートするのは、和のテイストとモダンな雰囲気がかけ合わさったインテリアがとても素敵な@________saki_ie___(以下、saki)さんのお住まいです。 まるでお洒落な旅館に訪れたかのような佇まいに、落ち着きとぬくもりを感じます。初回は、土地探しや家づくりに取り入れたこだわりなどを中心にお伺いしました。 それではsakiさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 はじめまして、sakiと申します。2022年夏に夫の地元に家を建て、夫と息子(2歳)と3人で暮らしています。 このたびはムクリさんから素敵な連載コラムのお声がけをいただき、わが家についてお話させてもらえることを大変光栄に思います。 決して広くはない我が家ですが、こだわりも想いもギュッと詰め込みました。このコラムが少しでもどなたかの参考になれば幸いです。 和の要素を取り入れ、歳を重ねても「好き」でいられる空間に 土地探しはタイミングと運 夫婦ふたりだけだったら中古マンションや古民家をリノベーションするという選択肢もありましたが、2021年に夫の転勤で夫の地元に住めることになったこと、同じタイミングで息子を授かったことが重なり、マイホーム購入へ踏み切ることになりました。 家づくりのスタートは、本屋さんで地元のさまざまなハウスメーカー、工務店が紹介されている本を購入するところから。 好きな雰囲気のハウスメーカーと工務店に印をつけ、片っ端から資料請求して、展示場見学や完成見学会にもたくさん足を運びました。 しかし、好みの工務店さんは私たちが希望するエリアに土地を持っておらず、マイホームを建てるにあたり土地も購入する必要があった私たちは、建築条件無しの土地を探すしかありませんでした。 建築条件無しの土地は、なかなか希望する住宅環境・条件を満たしておらず予想以上に難航…。 結局、新たに建築条件付きの土地を確保している工務店さんと奇跡的に巡り合うことができ、無事に契約することができました。 夫と、土地探しは「タイミングと運だね」とよく話していました。(笑) 目指した「和モダン」な家 夫と唯一の共通の趣味は、温泉旅行。温泉や食事を楽しむのはもちろんのこと、くつろげるお部屋も醍醐味のひとつですよね。旅館の畳の香りや、障子を見ると自然と心が安らぎます。 毎日素敵な旅館の一室のような空間で過ごせたらいいね〜というふたりの想いが合致し、「和モダン」な家を目指すことになりました。 お手本にしたのは、以前訪れたことのある素敵な旅館。畳、障子、格子、植栽。このあたりはマストで取り入れました。 また、歳を重ねても「好き」でいられる空間になるよう、数十年後の自分たちが過ごす姿を想像しながら家づくりをしました。 家づくりにこだわったこと 1.緑を眺められる 理想は平屋でしたが限られた土地と予算の関係上、泣く泣く諦めることに。 それでも譲れなかったのは、『1階のすべての部屋から緑を眺められる』こと。これを叶えるべく、我が家はL字の家になりました。 2.吹き抜け照明 吹き抜けにはシーリングファンではなく、コードを延長してお気に入りのペンダントライトを付けました。 夜になると、まるでお月様が浮いているかのよう。家の中心にあるので、LDKのシンボル的な存在でとても気に入っています。 3.和室リビング 和室のスペースを確保できず悩んだ結果、和室とリビングを融合させた『和室リビング』を作りました。 一般的には開放感があって広々しているリビングが人気だと思いますが、わが家は空間はあえて格子で区切って篭れるような空間にしました。 家族の大切な居場所を作れた喜び 2022年8月に入居し、早1年が過ぎました。吹き抜けなのでエアコンの効きを心配していましたが、夏も冬もエアコン1台で快適に過ごせています。 夫婦でああでもない、こうでもないと話し合い、試行錯誤しながら手に入れた自分たちの家。美しかった無垢の床は1年ですでに傷だらけですが、それすらなんだか愛おしく思えます。 なによりも、2歳の息子が元気に走り回る姿を見ると、家族の大切な居場所を作れて良かったなぁと心から思います。 あたたかみのある和の要素とシャープなモダンテイストを取り入れたsakiさんのお家。日本人にとって馴染みのある和の雰囲気は、やっぱり自然と心が落ち着くもの。旅館のような趣ある佇まいが素敵で癒されました。 sakiさんご夫婦が家づくりで大切にした、歳を重ねても「好き」でいられる空間。これから味わいも愛着も増していくでしょうし、何年後、何十年後とそんな風に思えたら良いですよね。 また次回、詳しくお話を聞けるのが楽しみです♩ sakiさん、ありがとうございました! (編集:maki) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 sakiさんのインスタグラムはこちら sakiさんの愛用品はこちらから