【暮らしのインテリア】家族が集まりやすい居心地の良い空間を目指したリビング〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん)
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 心地良さを補う無垢床と遊び心のあるインテリア 執筆者:@y_______mvvvg(yume)さん 私たち3人家族は、どちらかというと個人主義の集まりです。私は人を巻き込むようなエネルギッシュな性格ではありませんし、夫も1人の時間が好きそう。 5歳の娘は今からあらゆる経験を経て性格が形作られていくと思いますが、なんとなく私たち夫婦と似たような雰囲気を感じます。 今はまだ娘が小さく甘えたがりなので、大半の時間を一緒に遊んだりお喋りしたりして過ごすことができていますが、これから大きくなるにつれて極端に家族の時間が減るんじゃないかと危惧しています。 そんな将来の不安もありますし、今家族が皆快適に過ごせるように、リビングは家族が集まりやすい居心地の良い空間にしたいなと思っています。 今回は、私たち家族が過ごしやすくするために選んだリビングの設備や工夫をご紹介します。 yumeさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7338099/ 部屋の要となる床材へのこだわり 部屋を見た時に一番面積を占める部分は壁で、その次が床です。なので、床と壁がその部屋の雰囲気の要なのではないかと私は考えています。そのため、床材を決めるときはかなりの労力を費やしました。 最初私たちは、まず床材にどれくらいの種類があるのかを知りませんでした。突板、無垢板、パイン材、チーク材、などなど…。色々なメーカーのショールームを見に行き、少しずつその辺りの知識を仕入れました。 そしていくつかのメーカーのショールームを見て、なんだかどれも理想の雰囲気ではないことに気づきました。どのメーカーも手入れのしやすさからウレタン塗装を施していていたからです。 そこで初めて自分たちの理想は、ウレタンなど木の質感を変える塗装をしていない床材なんだと分かりました。 そして見つけたのが、今リビングで使っているチーク材のパーケットフローリングです。 無垢板ドットコムというメーカーで購入し、施主支給という形で工務店に施工していただきました。 確かに無垢板は水拭きが推奨されていなかったり、湿気などで変形、変色したりと扱いが難しいとされています。 まだこの家で暮らし始めて3年なのでなんとも言えませんが、今のところそのような煩わしさは感じていません。それよりも木の質感が存分に感じられることがとても心地良く、満足感があります。 木という自然の素材をそのまま使うというのが、リビングを居心地の良い空間にするために押さえておきたかったポイントです。 ユニークな雑貨たちを飾って 私たちは使いようのないユニークな小物や、既製品ではあまりお目にかかれない変な雑貨を愛しています。 なので蚤の市や中古ショップで見つけた、へんてこで愛嬌のある雑貨をリビングに飾っています。 そんな小物たちを置くと、ごちゃついて騒がしい雰囲気になりますが、その雰囲気がリビングの心地良さを補っているように感じています。 娘が作った工作物ともとても相性が良く、リビングに可愛らしい遊び心のある一面を作りだせます。 それに元々ごちゃごちゃしてると、娘のおもちゃが散らかっていても今更気になりません。ユニークな雑貨が、娘と一緒にリビングで心地良く過ごすポイントを担ってくれています。 その時の変化を柔軟に受け入れながら 家族が過ごしやすいリビングは、皆が年齢を重ねる度に変化していくことと思います。 今、私や夫が使っているリビング横の作業スペースは、娘が大きくなったら勉強するスペースとして使ってくれるかもしれません。 そうなれば、またカスタムしていきたいなと思っています。そんな変化を柔軟に受け入れて、その時の最善を家族と見つけていきたいなと思っています。 読んでいただいた人にとって少しでも参考になれば幸いです。 家族が過ごしやすい空間にするためにと、yumeさんがこだわったひとつが床材でした。 yumeさんの言うように床はまさに部屋の要、選び方によって印象を左右します。自然素材の無垢床はとても心地良さそうで、お手入れの手間よりも勝るものがあるのでしょうね。 飾られたユニークな雑貨たちが目を惹くと共に、その絶妙なインテリアのバランスと醸し出す雰囲気に個性が光っていました。 yumeさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 築40年の家をリノベーション。自分たちの性にあった家づくりの選択をして〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん) 家づくりに感じた理想と現実の難しさ〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 yumeさんのインスタグラムはこちら