【暮らしのインテリア】今の暮らしやインテリアにもすっと馴染む古家具、古道具。選ぶ条件3つとは〜家と寄りそう暮らしかた(ruru_houseさん)
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 古いものを暮らしの中に取り入れてみる OLYMPUS DIGITAL CAMERA 執筆者:ruru(@ruru_house)さん みなさん、こんにちは。このコラムでは、暮らしがちょっと楽しくなるような、アイデアや工夫をご紹介しています。 今回は、「古家具、古道具のある暮らし」をテーマに、古道具の選び方や楽しみ方をご紹介します。 前回のruruさんのコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7336130/ 私と古いもの 年々注目され、人気が出てきている古道具。私が古道具を集め始めたのは、今の古道具ブームの少し前でした。 これほどまでに人気が出てきたのは、リサイクルに対する意識の向上や、海外のヴィンテージ品が爆発的に人気になったことに伴い、日本の古き良きものの良さも浸透してきているのかな、と思います。 実際に私も、最初は北欧ヴィンテージ品を集め始めたのがきっかけで古道具に出会いました。 北欧の古いもの 一番最初に出会った古いものは、北欧の家具でした。初めて訪れた北欧ヴィンテージ家具を扱うお店で、古い家具達に一目惚れしました。 経年変化による色、艶がとても温かくて、小傷も愛おしく思えました。 デイベッドも古いもので、45年ほど前に作られ、日本に来る前はもちろん別の誰かが使っていました。家具屋さんによってメンテナンスされ、布は張り替えています。 こども達、そのまたこども達へと、受け継ぐことができるような家具にとても魅了されました。 家の中にある大型の家具は、ほとんどが古いもの。珍しいコーナー型のガラスキャビネットやラグも海外の古いもの。 そして古い海外の家具と合わせて使っているのが、日本のもの。北欧と和はとても相性がいいのです。 北欧と和 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ダイニングテーブルとダイニングチェアは北欧のヴィンテージ家具ですが、照明は日本のもので合わせています。北欧と和の温かい感じが調和していると思います。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA わが家の看板娘のような存在のキャビネットは、日本の古い家具。北欧のダイニングテーブルやチェアとも馴染んでいます。 どこか西洋の雰囲気も感じる、とても上品なキャビネット。Instagramでも何処のものですか?とたくさん質問をいただき、日本の古家具であることを伝えると驚かれます。 古道具といっても、和の雰囲気が強いものもあれば、どこの国のものなのかわからないものまであります。これも古道具の面白さのひとつですね。 日常小物の収納はもちろん、キャビネットの上には季節のお花を飾って、一年を一緒に楽しんでいます。 日本の古道具と暮らす 大きな家具だけでなく、小さな古家具や古小物も、探すといいものがたくさんあります。どれも今の暮らしやインテリアにすっと馴染む、とても可愛い道具達です。 棚、スツール、絵を貼り付けている板は全て古道具。 今までたくさん古道具を購入してきた中で、自然と身についた私流の選ぶ条件があります。それが以下の3つ。 1.ボロボロすぎない 同じ古道具でも、新品同様にきれいなものから木が朽ちているようなものまで、色々な状態のものがあります。選ぶ基準は好みですが、どんな家に住んでいるかにもよると思います。 古民家をリノベーションしたような和の風情がある家なのか、今時の新築の家なのか。私は後者なので、なるべく現代のものに合わせられるような、少しきれいなものを選ぶようにしています。 書類棚は古道具。右横のデミジョンボトルも古道具のように見えますが、実は新品でお花屋さんで購入したもの。古道具に少し抵抗がある方は、古道具風のものもおすすめです。 2.信頼できるお店かどうか お店によって、状態の判定や品揃えは様々。 以前に古道具のオンラインショップで棚を購入した際に、ネット上ではとてもきれいだと書かれていたものが、届いてみたら扉の中が落書きだらけ...なんて大失敗したことがありました。 また、古道具は定価がないようなものなので、値段もピンキリ。購入して悲しい思いをしないためにも、欲しいものの相場や、取り扱っているお店をよく調べましょう。 実際に足を運ぶとわかりやすいですが、オンラインで購入するのであれば、まずは小さなものを買ってみるのがおすすめ。お店の対応や商品の状態がよくわかります。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ソーイングボックスと小物を入れている箱は、どちらも古道具ですが、状態が全く違いますね。状態が結構ボロボロなものは、実際にお店で見て選ぶようにしています。 実家なども探してみると、結構お宝が眠っています。 私は祖母から渋めのハンガーと大きなバスケットを譲り受けました。知っている誰かが使っていたものは、やっぱり安心ですし、愛着も湧きますよね。 3.アレンジが効くかどうか アレンジできるからこそ楽しい古道具だと思っているので、用途が限られているものはあまり買いません。どんなアレンジを楽しめるかな?と頭をフル回転させて選んでいます。 例えばこのこね鉢。昔の調理道具ですが、花を置いてみたり、壁に立てかけてインテリアにしてみたり、楽しんでいます。 現代のどのような家でも、すっと馴染んでくれる古道具。古いものにしかない魅力がたくさんあります。 みなさんもまずはひとつ、自分だけの古道具を、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。 古いものって惹かれるけれどハードルが高いと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ruruさんの古いものを選ぶ条件3つはそんな方にとって参考になると思います。 ボロボロすぎない少しきれい目なものを選んだり、信頼できるお店を見極めたり。まずは小さなものから買ってみるのはいい考えだなと思いました。 古いものが部屋の中にあると温かみを感じますよね♩ruruさん、今回もありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 自分にとってシンプルな家とは?リビングインテリアを楽しむ〜家と寄りそう暮らしかた(ruru_houseさん) リモートワークにも対応できる!小さな寝室の楽しみ〜家と寄りそう暮らしかた(ruru_houseさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 ruruさんのインスタグラムはこちら ruruさんの素敵な日用品・アイテムはこちらからご覧いただけます。