【暮らしのインテリア】我が家の土地選びの条件2つと、家づくりのプラン〜毎日を自然体で過ごせる住まい(uta____cataさん)
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 毎日遅くまで家づくりについて話し合った楽しい日々 執筆者:うたかた(@uta____cata)さん 今回のコラムは、 我が家の土地選びの条件と実際に決めた土地、そして家づくりのプランについてお話しいたします。 うたかたさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7335468/ 土地選びの条件 土地選びには、建築士さんから紹介していただいた不動産屋さんに色々と相談しながら、一年半ほどを要しました。 途中、決まりかけた土地も契約寸前で相手方からのキャンセルで破綻になり、心折れそうになった時期もありました。 たくさん物件を見ていくうちに、どのような土地が自分たちに合っているのかを少しずつブラッシュアップしていき、以下の2点を重視していくようになりました。 ・建築士さんの自宅を見た影響で、自然が多く、借景として利用できるような景観の良さ・最寄り駅からの距離の近さよりも、駐車場や庭のスペースを確保できる敷地面積の広さ 家の中はインテリアや工夫で変えられても、窓から見える景色は変えられないことを思うと、景色は重要視しました。 そして私は特に、山の自然も楽しめ、海と街の美しい眺めを楽しめる場所でもある地元の街に住みたいという気持ちが強かったのです。 土地との出会い 土地探しを続ける中で、まだ不動産情報誌に掲載される前の物件を不動産屋さんが見つけてきてくださったのが、今の土地との出会いでした。 公園と道路に囲まれ三方の景観が保証されている土地で、一階からは桜並木を、二階からは海を見渡せる場所でした。土地探しに同行していただいていた建築士さんとも満場一致でここがいい!という結論に。 長い期間にわたったにも関わらず、即決を迫らずに根気強く土地を探してくださった不動産屋さんにもとても感謝しています。 地域や風景に溶け込む家に 印象的だったのは、プランニングの前に建築士さんがその土地がどのように開発されてきたのかという歴史を調べてくださっていて、それを踏まえた上で周辺を実際に歩いて観察したことです。 街の風土や空気感を側面から知っていこうという「踏査」でした。 一緒にお話ししながら歩くのは、施主である私たちと建築士さんが向かう方向性や認識を共有でき良かったですし、その土地に一層愛着がわき、地域からこの家がどう見えるかという新しい視点が生まれました。 その視点により「自分たちにとって理想の家を建てたい」という考えに加えて「地域や風景に溶け込み、環境をより良いものにできるか」という意識が芽生えたように思います。 外壁の色や素材なども、自然と近隣の街並みや公園とも調和する色を選んだのは、踏査を行ったことが大きいと思います。 家づくりプランのテーマ 併せて行ったヒアリングの末、建築士さんが提案してくださったプランのテーマは「公園と暮らす家」。 公園の緑の借景を最大限享受できるような設計をしてくださいました。玄関前の緑も公園の緑と一体となり、大きな森の片隅に建つような住まいとなっています。 南側にある公園から、庭、デッキ、外部居間、室内と、外から中へゆるやかに繋がっていき、外部とのつながりをもちながらも居心地の良さが同居していると感じる設計。 これを軸に細部をつめていくことに決めました。 一緒に作成してくださった模型も素敵で、我が家の宝物に。 今もこの模型を見ると、仕事から帰ったあと、毎日遅くまで夫婦で家づくりのことを話し合った楽しい日々を思い出します。 大きな窓から見える気持ちの良い景色は、まさにうたかたさんの望んだ「暮らし」ですね♩借景としてはもちろん、外から見た時の公園との一体感まで考えられていました。 家づくりの過程では話し合いを重ねる機会が増え、それが意見のぶつかり合いに発展することもあると思います。 毎日遅くまで夫婦で家づくりのことを話し合った「楽しい日々」と言える家づくりって素敵だなと思いました。 うたかたさん、ありがとうございました! (編集:kaori) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 うたかたさんのインスタグラムはこちら