【暮らしのインテリア】外の特別感を味わえる醍醐味。我が家にしか経験できない時間を楽しむ〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん)
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 中庭のある暮らしで、家族と大切な時間を過ごす 執筆者:@y_home_1225(Hitomi)さん Hitomiさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/kitchen/7330623/ 子どもの外遊びに大活躍 「公園行こう〜」子どもたちから何度となく聞く言葉。子どもは外遊び、大好きですよね。でも、今じゃない!というときに行きたがるのも事実。 そんなときわが家では「じゃあ中庭で○○しよう」と提案すると、公園行きを回避できます。(もちろん時間があるときは大好きな公園遊びを) ○○にはたくさんの可能性があります。 シャボン玉、縄跳び、トランプ、パズル、読書、おやつ、お絵かき、粘土、プール…など、数えきれないほど色々な遊びをしてきました。 室内ですればいつもと変わらず、なんてことない遊びも一歩外に出てやることにより、特別感が増すのです。 中庭は四方を囲まれているため、外からの視線を気にする必要がありません。 近隣宅の2階やアパートからも見えないように建築してもらい、パジャマでもノーメイクでも何でもOKなので、朝起きてすぐ中庭でモーニングなんてこともたまにしています。 外とはいえ、車などの心配がないため、子どもたちだけで中庭遊びができるのも、最大の魅力です。(ロの字型の家なので、ほぼどこの部屋からでも中庭が見渡せます。) キッチンで調理をしているときも、中庭で遊んでいる子どもたちを見守りつつ会話もできるので、8帖という決して広くはないスペースですが、本当に日々助けられています。 人工芝を敷いて快適な空間へと 当初、ウッドデッキにしようか迷っていた時期がありました。きちんと手入れができる自信もなく、ひとまずコンクリートのまま引き渡ししてもらうことに。 しばらくはそのまま使用していましたが、夏場は暑くて裸足で出ることができません。もし子どもが転んでケガをしたら…と思うと、正直なところ入居してすぐは中庭をあまり活用できていませんでした。 このままではせっかくのスペースを活かせないと思い、いろいろと情報収集した結果、人工芝を敷くことにしました。 これが大正解で!そこから外に出したままにしておけるテーブルやイスなどを揃え、思い立ったらすぐ中庭でごはんも遊びもできる空間をつくっていきました。 外用コンセントもつけたので、ホットプレートやサーキュレーターを使用するときに大変重宝しています。 ここまで中庭のメリットばかりに目を向けてきましたが、ひとつだけデメリットも。それは金額が上がることです。 外壁を使う箇所が増える、窓が増える、この2点から増額を避けることはできません。しかし金額が上がったとしても、中庭で過ごす家族との時間のためなら惜しくないなと心から思います。 これから家づくりを検討していて、中庭をつくりたいけどどうしよう…ともし悩んでいる方がいらっしゃれば、全力で〝中庭のある暮らし〟をおすすめします。 中庭の良さを、言葉とともにぜひ写真からも感じ取っていただけましたらうれしいです。 中庭で過ごす楽しみ 入居して数ヶ月経った頃、お風呂上がりドライヤーをしているときに、「ママ〜」と呼ぶ声が。 「ドライヤー終わったら行くね」と言っても呼ぶ声は止まりません。 中断して長男の元へ行くと、「ママ月が見えるよ。きれいだね〜」と玄関ホールの窓越しに見える夜空を指さしていました。 大人の目の高さだと月が見えないので、小さい長男の目線だからこそ。たくさんママを呼んでくれて、大発見を教えてくれて、本当にありがとうの気持ちでいっぱいになりました。それからは家族みんなで月を探すのが日課です。 そして今年のクリスマス、長男はサンタさんに望遠鏡をお願いすると言っていました。夜、中庭から月や星を見上げるのが今から楽しみです。 そしてもうひとつ楽しみなこと。夏にテントを張って、みんなで寝よう〜なんて計画も。キャンプ場に行かずとも雰囲気を味わえたら…考えただけでわくわくします。 中庭のある生活3年目は、もっとグリーンを増やして自然を感じられる空間にすることが目標です。 今5歳と3歳の子どもたち。大きくなる頃にはもしかしたらこんな記憶もないのかもしれないけれど。 それでも親である夫とわたしからは〝コト消費〟という名の、わが家でしか経験できない時間を、これからもたくさんたくさんプレゼントしていきたい、そんな風に思います。 活用の仕方次第で、様々な楽しみ方ができる中庭のある暮らし。 誰にも邪魔されず自分たちだけの空間な上、特別感もあってとても楽しそうで憧れます。不思議なもので、普段のご飯も一歩外に出て食べるだけでなんだか雰囲気が変わるんですよね。 お子さんたちが楽しそうに遊ぶ笑顔から幸せな家族時間が伝わってくるとともに、きっとお子さんにも思い出として記憶に残るはずです。わたしも次に家を建てるとしたら、中庭を採用したくなりました♩ Hitomiさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 立っているだけで気分が晴れやかになる無垢の木のキッチン〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん) 「家族みんなが楽しめる空間づくり」を目指したマイホーム計画〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 Hitomiさんのインスタグラムはこちら